2019.06.04
建設会社が外国人を採用する方法
建設会社が外国人を採用する方法について
外壁工事を行っている建設会社から
外国人を継続的に採用する方法はないか
問合せがありました。
その会社は技能実習生の受入を行っています。
ただ実習生は3年間で帰国することから
長く会社で働ける外国人を採用したいとのことです。
この会社の技能実習の業種は「防水施工職種・ シーリング防水工事作業」
に該当します。建設分野における特定技能の業務区分の第1陣(2019年度受入れ)
からは漏れましたが、国土交通省によると、2020年度以降の受入れ
(2020年度以降の特定技能の業務区分への追加)が具体的に検討されています。
したがって、技能実習から特定技能へ移行が認められた時に備えて、
実習を終え帰国した実習生に定期的に連絡を取り、準備しておくことが
特定技能で外国人労働者を確保するための有効な手段です。
また、5月に告示された「特定活動」の在留資格にで留学生の
採用を検討してみることも採用戦略の一つです。
日本の大学・大学院を卒業し、日本語能力試験N1又はBJTビジネス日本語能力テストで
480点以上を有する留学生であれば、今まで認められなかった現場作業も
一定の条件のもと行うことができます。
今後日本では将来に渡り労働人口が減少することが確実です。
外国人を積極的に採用することで将来確実に直面する人材不足
問題を回避することができるかもしれません。
外国人を採用する際はしっかりとした採用戦略を立てましょう。